便秘薬の止め方

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便秘薬の止め方

様々な病気においても、状況を難しくしているもに「クスリとの付き合い方」があります。
多くの方が、便通を良くしたいと、あまりにも気軽に便秘薬を使い、クスリに頼った排便が習慣化してしまっています。
そうした排便が常習化することは良くないと気づき、止めよとしたときに直面するのが、私が「便秘薬のジレンマ」と呼んでいる状態です。

便秘薬のジレンマ

悪循環 「便は出したい」という思いと「クスリは止めたい」思い、この二つの希望が矛盾してしまう状態、それがジレンマです。
便秘薬は少し長い目で見れば状態を悪化させてしまうものですから、飲み続けていると、便は出にくくなります。
クスリが身体に良くないことは多くの方が知っています。
しかし、飲まないと出ないので、仕方なく飲んでいるという方が大勢います。
なかにはハーブティーや漢方薬系のものなので大丈夫だと信じて飲んでいたのに、強く腸を刺激する成分が含まれていて、その強い刺激が腸の働きを鈍くしてしまっているケースもあります。
ハーブティーや漢方薬系のものだから大丈夫、自然の成分だから大丈夫と思っている方も見受けますが、このジレンマの場合、自然な成分か化学合成成分かということではなく、強く腸を刺激して排便を促すものは、みな同じことになります。
いずれにしても、刺激成分が腸の働きを鈍くして便の出を悪くしてしまいますが、その時々は、クスリに頼らないと便が出ないので、仕方なく使っている状態を便秘薬のジレンマと言っています。


便秘薬のジレンマを克服するには

私は30年以上、1万人近いかそれ以上の方へ腸のマッサージを通して、便秘を解消するお手伝いをしてきましたが、結局この問題が大きなポイントになっているように感じます。
他にも色々な症状の方がおみえになりますので、まったくそれだけではないのですが、便秘解消に関する限り、困難の2/3はこのジレンマの克服でした。

便秘薬で悪化している方は、治療でおみえになる方の半分くらいですが、状況を難しくしてしまっている方が多いので、便秘解消ではこのジレンマの克服は とても大きなテーマでした。
しかし、その解決方法を色々模索した結果、その方法は幸運なことに意外なほど簡単でした。

本物の方法論

それは、本物の方法論を使うことです。
便秘解消、大基本の心構えでお伝えしていますように、とにかく便を出すではなく、腸を健康にするということです。
排便を促すには、腸を無理やり刺激して便を出す方法と腸の働きを良くして便を出す方法があります。
腸を無理やり刺激して便を出す方法は、腸をかえって鈍くしてしまい、必ず行き詰ります。
私は、腸マッサージをするときは強すぎないようにと、折に触れて言います。
強いクスリで腸を刺激するのも、強いマッサージで刺激するのも、辛い食べ物で刺激するのも、浣腸で刺激するのも、程度の差こそあれ、必ず行き詰ります。
腸を強く刺激して排便を確保していると、必ず健康に良くない、辛い症状をともなって行き詰ります。
腸を健康にして、腸を自然に活性化して出すようにするのが、行き詰らない、リバウンドのない、遅いようではやい方法です。
そうした方法論が、本物の方法論です。

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